〔デジカメご朱印帳〕



すずむし寺



鈴虫寺のバス停で降りる
ここの名物とろろそばを食べた
しょうゆ味ではなく、ラーメンのスープにも近い味わい
おいしかった


すずむし寺では願ってはならないこととか
お願いの作法をしっかりと教えこまれる
ここのお地蔵さんはわらじを履いていて
そのわらじを履いたまま願い事を叶えにきてくれるから、
住所と名前を願い事の最後に教えなければならないみたい。

御守りを買い、作法の通りおじぞうさんにお願い事した
すずむし寺のおじぞうさんは、強〜いかんじだった
すずむしも力強く鳴いていた







普通の人々はお祈りしない。ただ、お願いするだけだ。
byバーナード・ショウ

等と批判する人がいるけど普通の人はそれでいいんですよ
祈る人間に法界悋気を抱くのはかなりよくないですが

鈴虫寺はお願い事の内容についての話もおもしろかった。
要点を得ていつつ、必ずオチが用意されてる。
有名なすずむし寺の喋り。ぜひ行ってみてほしいな。
古典落語も話術だから。

ちなみにお地蔵さんの気は黄色い感覚だった。
それが強力で不安になったけど、
手を合わせても強さにねじ伏せられたり障害起こしたりしなかった。
むしろ害ある感情が消えた。



黄色い感覚だった。
それは体調によるところではないのか・・・
 たしかに岩津天神様では3回目ぐらいのとき、フルーティーな味わいがした。ずっと来ようと思った。しかし4回目のときは普通の神社と同質の清らかさだった。霊体の体調による所かもしれない。あるいは僕がいいふらしたせい?でもラーメン西海はスープまで飲めるほど繊細なうえ魚だしの濃厚さを醸す味で、105回ぐらい食べたけど、日によって味はよく変わった。本気でおいしいときを知っているといささか物足りない日もあった。それは味覚ではなく、調理による変化である。タバコを吸ってない時期はより濃厚に旨みを感じられた。また高尾店よりいつも多摩センター店のほうがうまかったので(サンプルサイズは足りてないけど)、調理の仕方で繊細にかわるスープだと思う。
 黄色いというのは霊覚による色彩感覚であるので、黄色いは説明できないけど、先入観とか刷り込みである可能性を除けば自分の色彩感覚かこの時のお地蔵さんの個性か自分との相性である。思い込みでないことは、目隠しで実験してみればわかる。目隠しで実験する場合、守護に携わってくれている場合は家でも感応してしまうけど、お守りより本堂の方がパワーがすごいからわかる。ヘッドホンで耳栓、アイマスクで目隠し、皮膚感も遮る防護服、鼻栓もする、そしてマンションの一室か、伽藍か、拝殿の中かに連れて行ってもらい、それがどこか当てる。付き添う人が邪心でよほど妨害する人でなければ、僕は当てられると思う。もっと修行した人なら仏様や神様の種類まで当てられると思う。名前まで当てられる人もいるかもしれない。でもそこまで神仏とかかわれる人は自分が嘘つき呼ばわりされても神にたいして実験などという無礼なことはしないだろう。向こうは静かにしておいてほしいし客観的な根拠ではなく自分から入って来た人しか受け入れはしない。悟った人はなによばわりされてもよい。それをアナーガーミンという。[ウズベキスタンの彫刻…なに呼ばわりされても正定するお釈迦さま]
 人は目に見えるものしか見えない。広告が出ていればなんだやっぱり金か。でも広告を出さない所は目に見えないから知らないでいるのである。以上、怒濤のうんちくでした。








TOSHIBA Allegretto PDR-3310



PDR-3310












ビジネスホテル福助に泊まった
エアコンのみの部屋¥1600
連泊で安くなる
7泊で10%、10泊で15%
大阪 新今宮駅一帯はほかにも850円の宿とか
たくさん安いところがある
自販のジュース60円とか…
福助はややシーツが黄ばんでいたけど
夜は時間外でも風呂に入れさせてもらうなど
ありがたかった


昨晩は携帯でネットやってたんだけど
ままおもしろい経験だったなぁ

幸福御守でも強いものがあることを知った
御守なんて所詮御守、じゃないんだね
そんなこというとすずむしが泣いてしまうよ










法隆寺


法隆寺
新今宮駅から奈良は900円ほど
往復料金で奈良周辺に泊まれたな
地理に弱いとこういう部分で損する











なぜ法隆寺に来たのかというと
それは去年すごい本堂が気に入ったから
今の感応力でもう一度確かめたかった









去年の写真
Coolpix8400の写真













雨の日の法隆寺もいい
いいガイドさんがいて、その方の話を盗み聞きしていた
観光客の方も、いい方たちだった
「若い子も拝ましてもらいなさい」
みたいに譲ってもらったり。
「拝ましていただく」という感覚が、すごくよかった
果たして20年後30年後、
人にそういう感覚は残っているだろうか





維摩経
大乗仏教経典の一つで、サンスクリット本、チベット語訳と3種の漢訳(支謙訳、鳩摩羅什訳、玄奘訳)が現存する。一般に用いられるのは鳩摩羅什訳『維摩詰所説経 』(ゆいまきつしょせつきょう)である。
内容は明らかに般若経典群の流れを引いているが、大きく違う点は、一般に般若経典は呪術的な面が強く経自体を受持し読誦することの功徳を説くが、維摩経ではそういう面が希薄である。
中インド、バイシャーリーの長者ヴィマラキールティ(維摩詰、維摩、浄名)が病気になったので、釈迦が菩薩や弟子達に見舞いを命じるが、以前に維摩にやりこめられているため、誰も理由を述べて行こうとしない。そこで、文殊菩薩が見舞いに行き、維摩と対等に問答を行い、最後に維摩は究極の境地を沈黙によって示した。全編戯曲的な構成の中に旧来の仏教の固定性を批判し、在家者の立場から大乗の空の思想を高揚した初期大乗仏典の傑作である。
中国、日本で広く親しまれ、聖徳太子の三経義疏の1つ『維摩経義疏 』を始め、注釈も多い。Wiki

五重塔の塑像群に描かれているのはお釈迦さまの人生で、そのうちの東面の維摩居士と文殊菩薩の問答のところで聞いていた。文殊菩薩と維摩詰の問答は、弟子達はちゃっかりと聞いてた。周りに仏さんたちが描かれているのがそれらしい。やっぱり、読むではなしに、教えてもらうのがいいね。








瓦まで緻密な法隆寺
大講堂で瓦を奉讃した
筆で自分の名前が書けた
十七条の憲法の半紙もらった








「十七條憲法版本より」

一に曰く、を以て貴しと爲しさがふこと無きを宗と為す。
人皆黨有り、亦達れる者少なし。
是を以て、或いは君父に順はず。ち隣里に違う。
然れども上和らぎ下睦びて、事をふにひぬるときは、
則ち事理自ずから通ひ、何事か成らざらん。

二に曰く、篤く三寶を敬え三寶とは佛と法と僧となり。
則ち四の生の終の、萬の國の極の宗なり。
何れの世、何れの人か是の法を貴ばざる。
人尤だ惡しきものはし。能く教ふるときは之に從ふ。
其れ三寶に歸せずんば何を以てか枉れるを直さん。












五重塔にもお釈迦さまの遺骨があるとかなんとか。
お釈迦さまの骨が日本にもあるという根拠は明確な模様。

日本では日泰寺に流れてきたとのこと
それをわけてもらって厳重に地下に保管され
円鏡とかなんとかで綺麗に仕立て上げられて、と
ちょっとしっかり聞いてなかった


日泰寺は行った
あそこ、そんなにすごいところだったのか
たしかに書いてあったな
お釈迦さまの骨があるって

法隆寺は聖徳宗として独立
日泰寺も超宗派として日本唯一

日泰寺は正直微妙だったけど
わからないのでこんどまた確かめにいこうか。
変なとこいくと気持ち悪くなるけど
説教されて凹んで気持ち悪くなる場合もあるかもしれない。
精神上では似ているから区別つかないけどその可能性はある。








ホワイトバランス:Auto ホワイトバランス:曇り




本堂ではもちろんのこと、五重塔にて拝んでも力が来るよ
宝物館も同じ
像とか絵とか、みんなすごい

宝物館には百済観音がいる
あの形はちょっと異様に惹きつける

最近安置する場所が寄付によって建立されたようだ
それまでは決して安住できる場所ではなかったみたい
何を読んでもいいこと書いてある、と僕にはわかる











犬の嗅覚は人の100万〜一億倍

(´・∀・`)僕は犬介









さっきのガイドさんらに遭遇した。匂いを放つのは珍しいらしい
この木の葉をちぎって嗅ぐといいよ










推古天皇と聖徳太子によって建てられた法隆寺。
その木造建築は世界最古。
法隆寺の御札を買って帰るのは僕ぐらい。
まさか家で祀ろうだなんて思いつかないだろう。













法隆寺から班鳩神社への道












斑鳩神社前の風景 いかるがの曇り空と山
斑鳩神社前の風景

山が綺麗
霧と靄も幻想的だ
ガードレールは邪魔だけど





班鳩神社には菅原道真様が祀られている
法隆寺の第九代管主により建立された
聖徳太子も菅原道真も対立していない
勝手に奈良と京都を対立させるでない











斑鳩の里
斑鳩の里
いかるがそば


法隆寺前の柿うどんというのが前回から気になってたんだけど、
次回に回し、ここで食おうかな。腹へっててむこぅいくの遠いし。








東院伽藍
東院伽藍
この伽藍は聖徳太子のご住居の跡地
班鳩宮(いかるがのみや)が建立されていたところです。













中宮寺


中宮寺
拝観料 大人500円









中宮寺

中宮寺にあの優美な弥勒菩薩がいた。
誰しもを無条件に救い出すようだ。
その「無条件に」というのが難しい。
よほど浄化された人にしかわからないことだろう。

中宮寺では如意輪観音としていた。
一説には天照とも関係があるようだ。
一説と言うのは、古すぎてわからないから。
法隆寺の「百済観音」も300年前に出た新しい名称で
元来の名称はわからない。




弥勒菩薩半跏思惟像

 東洋美術における「考える像」で有名な、思惟半跏のこの像は、飛鳥時代の彫刻の最高傑作であると同時に、わが国美術史上、あるいは東洋上代芸術を語る場合にも欠かすことの出来ない地位を占める仏像であります。また国際美術史学者間では、この像のお顔の優しさを評して、数少い「古典的微笑」(アルカイックスマイル)の典型として評価され、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作モナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれています。







中宮寺
非常に清らかな場である















先ほどのそば屋に入る
昔ながらなのが好きだなぁ

おばちゃんらはずっと話してた
関西弁が風情あるなぁ
しかしよく喋るなぁ




このおそばはまぁ普通でした
ゐなかながらのお味












美郷
帰り道ここの喫茶店に入った
喫茶店は自分は一人でいるのが普通なんだけど
向こうから話し掛けてくるなんて初めてだった
いろいろと話してくれて、おもしろかった
ほんといいおばちゃんだった





 独りの旅行はさびしくない?と言われたけど落ち着くと答えた。すごいきれいな女の子が半年前にちょうどそこ座って、その子はほんとうにきれいな子で研修で好きな場所に行くということになって一人できていた。けど待ち合わせの時間があるからと出掛ける時雨がふった。傘を貸したようだ。遠いしあげるつもりだったけど、返って来たよ…といういい話かと思ったけど駅に捨てられていたらしい。お嬢さんだし荷物になるのが嫌なのかな、というのはあるけど物を大事にしない人はだめねと言っていた。寂しかったようだ。
 法隆寺の周りはよく歩くようだ。一日1時間ぐらい歩くらしい。市民のハイキングでは三輪の山の方からかえってきたらしい。聖徳太子はすごい人だと言っていた。宗教的な事柄に関してはまったく関与しないというのがとてもいい。聖説寺のほうには行かなかった。まぁとくになにもない感じ。「仏はあるみたいよ」といっていた。いい形の信仰だと思う。地元の人は拝まなくても、いい街だし、護られているなぁと思った。法隆寺は神戸の地震でも被害がほとんどないし、すごく考えられた造りをしているようだ。聖徳太子がどのように賢いのかはわからなくても、とにかくすごい賢い人だということは、地元の人はよくわかっていた。
 いつもは京都から先に桜が満開になるのに、今年は東京がもう桜が散っていて奈良は今桜が満開とのこと。東京はその満開だった二週間前にいった。三嶋大社、浅間大社、岩津天神、ちょうど桜が満開になるところへ到達している。なにか、花鳥風月を好むと花鳥風月に迎えられるかのように偶然にも行動するなぁと思った。