2004年 3月21日発売のモデル。 スーパーCCDハニカムIV SR搭載…CCDの1画素が、暗い用のS画素と明るい用のR画素のセット。記録は300万画素だけど600万の画素が用意されている(S画素:310万画素、R画素:310万画素)。ラティチュードの拡大を図るCCD。 4倍のダイナミックレンジがあるみたいだけど、実際はそこまでは違いがあるとは感じない。 広角が32.5mmからというのはかなり楽。至近距離の撮影でのけぞらなくていい。 あと、フジフイルムらしい高速レスポンス。 機能とか画質はC40zやF610などに比べるといまいちパッとしない印象。 ボディはステンレス製で、シャンパンゴールドの金属コーティングが施されているらしい。F700のほうもコーティングなのかな。F710はすぐにメッキが剥がれた。それと半年もせず発売された後継のF810はSR画素ではない。色調がいまいちいい感じに出にくいからなのかな。わかりにくい。 |
画質は従来のこってり画像からやや垢抜けて、特に赤系が爽やかになった。薄型でシンプル回路のF402は少し色の幅が狭くてくどかったりする。F700はお化粧的だけど、F710は微々たる次元で改善されているとか聞いた。SR画素で画像処理が変で、ややうそ臭さはたまにありつつも
実体のもつ湿度感や温度感までよく感じられる。また、人物が若々しく撮れるから、食べ物もおいしく撮影できる。これは富士フイルムならでは。 |
ソニーのP8と大きさの比較。 おんなじぐらい。 |