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SONYのすばらしいところは金属の赤の色が、ちゃんと赤なところです(あかちゃんと赤なところ)。
アルミのアルマイト処理などでも(工程が少ないからか?)、赤が死んでるのがある。それはいくない。
参考:WiNDyのブラックナイト, v-moda vibe
赤は大事。
濃いから良いわけでもない。赤血球の固まった色にもなってしまうので。
動物の感受性にとって神経質になりやすい赤が、
本当に工芸品として美しく引き出せているSONYはすごいと思う。
実物はこの写真よりもさらに美しい赤です。
赤が綺麗で購入したW270なので、操作性とか画質とかは正直どうでもいいが、あえてがんばって書いてさしあげようでございます。DSC-W270の「操作性」は可も無く不可も無くで50点。電源ボタンをONにしてレンズが飛び出す時はすごく急峻な動作で、僕にはついていけません。ギュインッという具合でパンフォーカス並に起動が速いです(しかしいまいち「電源入れました」って感じがしないのは僕がスライド式で育ってきているからでしょうか)。ボタンのレスポンスも良いです。露出補正やWBの設定がワンボタンで出来ないのは小型機ゆゑ仕方ない。カメラ任せで撮る人には問題ないでしょう。液晶モニタの画質は良くないです。USBケーブルはSONY独自のタイプ。本体に画像を記録するとその専用のUSBケーブルを使わなくては取り出せません。電池のもちはさすがにSONYらしくて良いです。「画質」。DSC-W270を使っていて、最もこのデジカメで良い画質を得られるのはフラッシュ撮影です。調光はマニュアルで好みに調整する必要がありますがフラッシュ撮影時の色が良いです。フラッシュを使わない場合は普通にコンデジとしての再現力です。WBもいまいちしっくりハマる事はなく、もどかしい事が多いです。ノイズは平均的。現像に出すとノイジーな粗が表面化します。人物の肌色感覚は、6年前に買ったDSC-P8/P10よりは断然よくなっていて、安心できるようになりました。外の景色の色バランスも多少は改良されていて、塗装色の被写体などでDSC-P8の時のような毒々しい発色は起こらず、Fuji
F200EXRほど全体の雰囲気が優しくもなく、Nikon P60ほど空が透き通って「ここはハワイ島」でもなく、多少陰鬱なときがありますが、かね安定した色調になってます。DSC-W270では発色が濃くなった分、DSC-P8のほうが月とか静物画のシーンでは平坦な落ち着きがはらわれていた印象はあります。その他、DSC-W270は動画撮影のS/N比が高く実用に耐えます。FujifilmのF601やNikonのP3/P4等、往年の動画名器並みかそれ以上です。
【動画ファイル】 猫 を エンドミルで切削 し 光角形ケーブルの光の透過.... ← RICOH CX3の場合 |
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