I-O DATA LAN DISK HDL-TA2

もっさりだけど必要最小限で省エネ







IO DATA NASのHDDドライブ
HDL-TA1・・・HDD1TB
HDL-TA2・・・HDD2TB
HDL-TA3・・・HDD3TB
HDL-TA4・・・HDD4TB


プラスチック製だけど、表面の加工が繊細で触感が良い。




【転送速度】
動画などを転送中に、NAS内のファイルを開こうとすると時間がかかりますが、必要最小限のスペックではないかと思います。HDL-AAシリーズはデュアルコアCPUで、消費電力は10%程度の違いです。

【静音性】
低スペックな分 低発熱なのかこのモデルはファンがないです。またHDL-T1(旧モデル?)より省エネで正常進化かと思います。

【耐久性】
値段は変わらないけどあえて2TBにしました。プラッタ数(HDDの円盤の枚数)が少ないほうが耐久性に優れるとのことで。RAID1機能(2基のHDDでデータ保持。ミラーリング)があると安心ですが、消費電力は16W(平均)になります(HDL2-AAシリーズ)。

【機能性】
「じぶんフォルダー」という機能 (ID・パスワードを入力して開ける自分専用フォルダ) があります。LAN DISKのアプリをインストールすると起動のたびにアプリケーションエラーの表示が出ますが(自分のWindows10)、アンインストールをしても使用可能です。ネットワークから接続できます。
余計な機能はない方が個人的に安心できるので満足してます。

【総評】
4年使ったとして年間4500円(本体+電気代)。
以前、省エネ自作PCで自宅サーバーを試みたことがありますが、ワットチェッカーで実測すると思った以上に消費電力が大きくて、やめました(アイドル時に45Wで電気代が年間7000円という計算。そうなるとオンライン・ストレージの使用料を支払ったほうが安全で高機能で低価格。そしてエコ)。この商品の消費電力はアイドル時? 8.7Wなので年間で1400円くらい。

ちなみにオンライン・ストレージの使用料はOne Driveが1TBで\12,744/1 年。Google Oneは200GBで¥3,800/1 年(2019年現在)。One Driveとのレスポンスの比較としては、ファイルを開こうとするとOne Driveの方が早かったです。HDL-TAはもっさり。








USB2.0接続でSSDを外付けする際
LANDISKのウインドウを開いて、上の「設定画面を開く」から管理者ログインして、いろいろいじくっても、権限がないとか出てきてファイルが移動できず。。途中緑色ランプ点滅でフリーズしてるし(論理エラーの場合そうなるので、24時間放置してみてくださいとのこと)。

しかし管理者の画面からSSDを「フォーマット」したら使えるようになりました。( ^)o(^ )

このHDL-TA2はもっさりしてますが、外部SSDは普通に俊敏。SATA2時代のSSDを有効活用できてうれしい。読み書きする小さなファイルはSSDにした方がいいかもですね。