EIZO FlexScan EV2316W-TS GY BK






about EV2313W, EV2333W, EV2315W, EV2335W, EV2316W, EV2336W
FlexScan EV2316W-TSGY
解像度:1920*1080
3系統入力、USB機能搭載の、23.0型フルHD対応モデル
疲れ目の原因になる画面の明るさやフリッカーを自動で抑制

Eco View Optimiser2やEco View Senserなど目や環境に優しい機能が搭載されたシリーズ。EV2316-TSには新しくEyeCare調光方式というものが採用された。そのためか、本当に目がイタくならない。不思議なぐらいに。また、EIZOのモニターは色の諧調にガタつきがない。映像に関してのポリシーは廉価モデルにおいても通底しているようで、このFlex Scan [EV2313W, EV2333W, EV2315W, EV2335W, EV2316W, EV2336Wほか] も単にエコロジカルな方向性に特化しているだけではないようだった。同価格帯ではFlex Scanのほかに「FORIS」があるけど、そちらは動画対策回路や自動レタッチ機能が搭載されている。それゆえか、FORIS FS2333はLG並みに鮮やかな色調で、くっきりはっきりの再現性でした。一方 Flex Scan EV2315Wは、パソコンショップに並んでいるモニターの中では色再現がひときわ淡泊に感じられた(店舗の画面設定に因るものかもしれないけど)。
実際使うと発色がケバくて目を疑った。( ゚o゚)アレ? でも工場出荷時の設定ではいつもそんなものだった。自分がCRTで育っているからかな。そんな違和感は画面設定で調整できる。「sRGB」MODEもある。どこまで彩度を抑えても色が死なないかどうかが問題。EV2316は、R/G/Bのゲインやブライトネスをかなり落としても色が生きているので本当によかった。相当偏ったバランスにしてもそれなりに良い発色をしている。部屋の明るさに応じて輝度が調整されるAuto EcoViewの機能を[強]にした場合、照明を消すとかなり画面が暗くなるけど、そんな輝度がかなり落ちている状態でも褪色しにくい再現力に感動ちた。(,, ・∀・)
ただ ゚+(σ′д`。)+゚・クスン... ピグライフの庭の色調に違和感があって調整しても直らない。土の色と芽の色は もう少し茶色と黄緑色になってほしい。LEDのバックライトを採用した液晶パネルの悪い特徴は抑えられていない。(カメラの写真の葉と土は問題なし)。反面、青とかシアンは澄んでいる。夜の世界は美しい。さすがEIZOで、リニアな色の出方。あいまいな色もうっとりとする色で、使っていると深みを感じるようになる。EV2316Wの発色に合わない世界はあるが、今までに体感したことのない色もたくさん引き出している。ColorEdge だともっとちごいのだろうか… (*゚д゚)ハッ!! イケナイ イケナイ

後記:色の違和感はEco View Optimiserをoffにすると減りました。EIZOのモニターは黒が本当にブラックだと書かれているのを読んだけど、Eco View OptimiserをoffにしてもこのEV2316Wの場合はぜんぜん黒くなりませんでした。でも独特に淡い発色がよくて、これはこれでよいのです。







FlexScan EV2316W-TSGY その素材感







EIXO FlexScan EV2316W-TSGY リサイクルチック


FlexScan EV-2316Wは再生プラスチックのボディー。この触感がよく、画面設定をするときもボタンのレスポンスがよく、価格は安いけどさすがに国産でしっかりできた製品に思えました。2008年のSAMSUNGの高級デザインSyncMaster [T240] と天秤にかけてもFlexScan EV2316Wの方が勝ってると思った。EIZOの無骨さがたまらない。