〔デジカメご朱印帳〕




再び鎌倉




鎌倉宮
獅子頭が手前にあっていい感じの本殿









護良親王は、戦いに赴かれる際に兜の中に獅子頭をしのばせておいた
また獅子頭は古くから、「悪いものを食べて幸せを招く」と言われているとのこと
…はぁ?。。ここで意味不明に陥り、
ジンテーゼについて考え込んでしまった









さて瑞泉寺まで歩く










行く道も風雅












吉田松陰もきていた瑞泉寺
到着
この境内の案内図を見るだけで
…はて時代は
…ここはどこそこかや

うぐいすが鳴いている
その声が自由の声をしてる






門をくぐれば言葉を消逸す




写真撮影禁止
たしかに騒々しい精神では意味が無い



珈琲すら拒む









ご朱印は本来は写経などを仏様にささげた功徳の証としてのもの
とのことで、ここで書いた
小さなメモ紙に、ボールペンで






檀家の方がいて瑞泉寺のかたに
「今日は忙しいんじゃないかと話してたけど、よかったですか」
みたいなほがらかなことを聞いていて
「うちは檀家のかたが少ないのでねぇ」と言っていた。





何もかもが浮世を離れた風雅さに思える
瑞泉寺については、行ってみなければわからない
行ってみなければ、何がどうすばらしいのかわからない
塩船観音とは良さの種類がまた違う











外の売店
80歳のおじいさんが鈴に絵を描いている
それが細かいこと細かいこと
よくそんなに書けるなぁと思った
一個買った
さらさらした白い陶器
すごく優しい音色











鎌倉宮でバザーがやっていた
壷と酒器を買ってしまう
なにやってんだろ、と思った
何度紙袋の紐が切れたことか











厄割り石がある
この皿を投げつけると粉々になる
それが気持ちいい
1枚百円
代理でやるのもよろしいようなので、なんどもやった
身体の悪いものを出すように
皿にを息を吹きかけるのも気分よかった
何枚も何枚も投げているうちに悟ったのだけど
…。
あれ、なにを悟ったんだっけ
悪いもの全部消えちゃった










北鎌倉へ
瑞泉寺が臨済宗円覚寺派なので、円覚寺に入った
きたことあったここ










(カメラ:Fujifilm F601)

臨済宗のクオリアがわかった
庭園にいきる
修養にいきる上の段階に思えた
夢窓国師の顔を見れば、何を求めていたのかがわかる
わづらわしいことなぞなにもない
わづらわしいことの多い僕は、修養して徳をつもう

上徳は徳とせず、是を以て徳有り(老子)

これでわずらわしくなくなれる




今回の円覚寺では仏殿の本尊の威厳が印象に残った
「宝冠釈迦如来」というらしい
冠を被っておられる釈迦如来
なんか、仏様がたまにはビジュアル系やってみたみたいな
めづらしい風情があったなぁ






毎週土曜午後2時より坐禅会を行っているようだ
予約不要 無料






 世間では仏道は修業して悟るものだと言うが、誤ってはいけない。もし、修行して得たものがあったら、それこそ迷いの上塗り、生死流転の業である。また、お前たちは、よく六度万行を修するなどと言うが、わしから見れば、これもまた迷いの業だ。仏を求め法を求めるのも地獄へおちる業。菩薩になろうとするのも、また、経論を学んだり研究するのも、すべて悪業をつくるのだ。仏や祖師とは、そんなことの全くいらなくなった無事の人である。(臨済)





そして臨済宗建長寺派の建長寺に向かう
JR北鎌倉より歩いて10分ほど
道はすごい混雑ぶりで、建長寺の高校の子が
「そういえば今日は土曜か!」と言っていた。
かわいかった





説話やってるぞ




「技はほむべきことなり」
しかし見せしめではなく人のため社会や国家のために使うべきだとの内容だった
なんといぅか、タイムリーに思える










雲行きが怪しい
カラスも舞いに来てどこかへ飛んでいった











坐禅をした空間












本尊は地蔵菩薩


「怒っている」
「諦めてるみたい」
人がどんな印象を湛えても
地蔵菩薩は地蔵菩薩












半僧坊大権現のほうにのぼれば上空にカラスが飛び交っている
なんとなく、かっこいい舞い方をしていた











半僧坊の子分たち
なんかいい











と思ったらそれは天狗が統括していた
でもここでは痛い目に遭わなかった
ちょっと嫌だったけど、建長寺ぐらいにもなれば
鎮守としてこの種の強力な存在は必要になるんだろう

建長寺半僧坊は今から五代前の住職が ある夜 お坊さんのような 又俗人とも思える白髪の老人と山中で会い「私を関東のいずれかの清浄な所に招いて下さるなら、その所いよいよ栄え ありがたい事がたえる事がない」と告げ 姿を消してしまった霊夢を見られました。

建長寺が栄える背景には半僧坊大権限の力ありきかな










小田原駅
ちょうど電車の中で雨が降っていた



あ、電車の中にじゃないよ








ビジネス旅館 かねこ
都心方面に行かなかったので4時半に宿に着いた









程よくしゃれてる、モダンジャパニズムって感じな風情だった。
やっぱ旅行は3〜5日ぐらいがちょうどいいな










またここの方には心が安らぐ親切さがあり、お茶を注がれ疲れも癒される。
しかし早くつきすぎて暇してしまう
暇なときはいつか散る命についてでも考えよ





つづいてね