戦国の世、信玄公が駿河の今川氏を攻略のおり、策謀によって「塩止め」がされ、甲斐の国では民百姓に至るまで、困窮極まったところ、これを聞いた好敵手・上杉謙信公は、北海の塩を甲斐に送り、救ったと言われております。 『氏真・氏康、公をくるしむるに塩をもってす。不勇・不義なり吾、公と争へども争ふ所は弓矢にあり、米・塩にあらず』 上杉謙信 世に言う「敵に塩を贈る。」 乱世に咲いた美談であり、ご祭神・信玄公とも深い関わりがあります塩を、お下がりとして授与致します。どうぞ、このお力を戴き、健康に日々をお過ごし下さいますよう祈念申し上げる次第です。 |