吉備津駅を降りると燈篭が並ぶ
備前一宮の駅から見えた吉備津彦神社は美しかった
今回の旅で一番美しかった風景だと思う
朝日と調和した風景だった
まほろばの里:高松
吉備津彦命
桃太郎神社は犬山にもあってどちらが正統かはないけど
吉備津神社とか昨日の高松の鬼が島は、吉備津彦命関係。
吉備津の地を平定した過程を基礎にしている。
犬山のほうは伊邪那岐が桃で黄泉の追っ手を祓ったというほうの
大神実命(オオカムヅミノミコト)が祀られている。古事記の初期。
桃には邪気を祓うパワーがある。
邪気を祓うのは無邪気。赤鬼も青鬼も桃の芳香を穢したくはない。
ちなみに桃太郎の話は、菅原道真公が
この地の海賊を征伐した際の史記を面白おかしく書いたという説が有力。
とするとお伽話の地はこちらになるね。吉備団子もここ。
でも犬山の桃太郎神社には鬼の珍宝があるのだぞ。
折衷するなれば、大神実命という御名をもつ原始桃の精霊が濃厚なのが、犬山。
桃から生まれた桃太郎。桃太郎(吉備津彦命)の活躍が、こちらでなされた。
吉備津神社
あまり桃太郎っぽくはなかった
ここは釜鳴りが有名
本堂に少しお参りし、周囲を回る
正月にそなえて掃除中
すごい閑静ないいところ
外の宮の一つでは祝詞の声が壁にうまく反射してステレオフォニカルに反響した
こういう音響効果はチェンマイでもそうだった
あちらは円い天井から特定の場所では顕著だった。
こちらは日本的だった
この狛犬は少し桃太郎神社っぽい
こちらは後藤無線のおじさんっぽい
道を歩いているとこんなところにも宮がある
周辺地図を見ると黒住教本部があるようなので
そちらへ向かう
山道を歩いて30分ほど
このカメラの彩色は非常にデジタル
ここを登ると天皇家のなんかがある
黒住教の休憩所に到着しました
勝手に休憩してました
これに乗って上へゆく
本堂の建物があって中に入るとあいさつされる
とてもいい感じだと思った
本堂は広く、モダンアンティークな趣向があった
精緻な見晴らしが面白かった
黒住はよかった
甘美ではないけどパワー溢れる霊性で、
しばらく祝詞を静かに唱えさせていただいたりした
「八百万の神」が祀ってあるのはおもしろかった
まだ250年ほどの宗教なのでこれからもっと蒸留していくと思う
昼をここで食べていると美術館の人が来たので話してバスに乗った
付近には宗忠神社があるようで、そちらは昔の本社だったらしい
今は信者が増えたのでこちらを建てて両方を使ってる
冊子をもらったけどいいこと書いてあった
別段自然な感じだった
お日の出を拝む教派神道