ホウタイとは書物などを納める書庫でほとんどの場合木の作りとなっています。 4層に分かれた屋根は大きな棚が天上まで続いています。4つの側面は扉が開くようになっています。 棚は漆が塗られたものもあり、葉の模様には金箔がほどこされています。 経典などの書物が収められた書庫ですが、仏教の最も神聖な経典とされているTripatakaの複写(原本は燃えてしまった)も保管されています。ほとんどの場合ヤシの葉に書き記されています。言い伝えによれば、1834年、現在ラオスの首都ビェンチャンにあるワットシサケット寺院にてTripitakaの複写を納める際に複数の御坊さんで3日3晩それを背負い、寺院のまわりを練り歩き、納めたとされています。 |