C2000zから続くこのシリーズの変遷 C-3030z (2000. 1.27) → C-3040z (2000.11.21) → C-4040z (2001. 6.26) → C-40z (2001. 9.13) → C-3100z (2001.10.15) → C-4100z (2002. 8.19) 彩色はまるで違うし、それぞれに個性がある。 評判がよかったのはC-2040z(2000.12)。当時から画素数競争への非難はあった。1/2型(インチ)CCDに211万画素のモデルで、コントラスト、ダイナミックレンジ、S/Nなどの特性に優れていたようだ。 |
想い出の型。このハンドグリップには店頭で病みつきになっていた。同じくブラックボディーの前身モデルC-3040zに比べて、レンズのあたりとか高級感が出ている。当時は6万超えていたけど中古で1.5万だったのでためしに使ってみた。 外観のわりに案外内容の簡素なデジカメだった。余計なもののなさは影像の感じにもよく出ている。C40zより色再現が薄く透明で、空の色はうっすらとした群青になりやすい。C40zのほうがあたたかみがある若々しい彩色。C4040zは記憶を邪魔しない加減が優れている。デジカメらしくない。クリアネスがとにかくすばらしいかな。C40Zは暗所でノイズ崩れが生じる。その点をこの明るいレンズはカバーする。液晶の操作画面はC-3040zより洗練されている。C40zとほぼ同じ。レスポンスは相変わらず鈍足。起動から撮影までの時間とスマートメディアへの記録時間はC-3040zと同じ。 |
C-3040zは廉価モデルにC-3100zが、C-4040zはC-4100zが登場する。 そちらはプラスチック素材で触り心地つるつるで、汗ばめばぬるぬるする。ブラックのほうはざらざらとしていて摩擦の分ハンドグリップもよい。でもC-3100zとC-4100zのようなデザインのほうも愛らしさがあると思う。そちらもいつか使ってみたい。C-4040zとC-3040z、これほどまで彩色に違いがあると全モデル極めたくなってしまう。 |