FUJIFILM  Finepix 2600z


2600ZZ サブカメラとして隠れた名機だ。この存在を忘れていた。後継してないモデルは忘れられる運命にあると思った。
2001年のモデル 操作性 ☆☆☆ レスポンス ☆☆☆ 色再現 ☆☆☆☆

 2005年、なんとなく衝動買いしたのだけど、買って正解だった。ハードオフで¥6980。超美品。
 Finepix1400z2500zの流れをくむファインピクス2600zは発売当時ちょっと魅かれてた。スライド式&電源レバーという構成。デザインが今風になった。画素数は変更なしだがやや小型化して握り易く、彩色も爽やかに捌けた。シアンとかパープルの色が上品(安物なので白トビはする)。2600zでおしまいで現行モデル。異例なほどレンズの歪みがなく、フラッシュ賢いのでマンガ読んで気に入ったところを保存できる。
 同じく単三充電池2本駆動のモデルにはニコンのE2100と、その300万画素のE3100があってこれも懐かしい。
 F2600zのフジフイルムの色が気に入った。1400zの色のよさを受け継いでいる。好感持てる。また、プラスチッキーながらけっこうでかいところにむしろ愛着が沸いてくる。機動音はしゃーんという感じ。いい機械音を出してる。
 欠点は、液晶の色がくどい点。今の感覚からすると確認用にしか使おうと思えない。画像名は保持されず。転送したらまたDSPF0000から。レスポンスはF710の感覚からいくと鈍さを感じる。フラッシュはメニューから設定するけど発光にすると液晶画面消えて充電する。それが結構長い。でもその分スタミナもある。画素数は200万画素でほどよく、ニッケル水素2本でも長いこと使える。
 概して安心感のあるデジカメ。これといって不満もなくこなれている。当時は先進的だったフジフイルムを思い出した。

Hanuman



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