外見のとおり、とても貴金属合金な鳴り方をする。CONFIDENCE C4の低域の反応のスピードをみて一瞬、デジアンかな、と思ったけど違うみたい。コンデンサを必要としないレギュレータの高速さに秘密があるようだ。プリアンプCL-1は、高速レギュレータの電源部PS-1とセットで、アイドリングタイムラグによる音質の微変?を最小限にしている。AIRBOWのリトルプラネットと似た構成か。 conisisはレコーディングスタジオ向けの製品を多く出しているだけあって非常に分析的かつ力強い再現力があった。あまり論理的になると堅苦しく感じるけど、CL-1 & CL-2は現代オーディオなりの響きをもたせてある。信頼性は最高峰といえる。長寿命のコパル社製のロータリースイッチ採用など、音質劣化の心配も少ない。Accuphaseをもっと物理的にしたサウンドだけど、シンプルな構成が反対のところ。非常に細くて贅肉のないスタジオ仕様という硬派さだった。 |