VASO（本社：中国）のステレオICレコーダー
MR50F MR52F MR54F(容量の違い)

化粧箱、ボタンの感触、合金っぽい外装、デザイン、綿密に考えて企画されている感じがする。ヘッドホン出力の音質もよい。内蔵のスピーカーもなかなか音質よくて、解像はサイズ相応しかないけど、ピュアな甘さが備わってる。寝る前とかにも楽しめる。ラジオは使い物にならない。ライン録音も音が悪い。バックライトはブルー。カラー液晶ではないので電池がもつ。録音終了したら数十秒で勝手にOFFになってる仕様。 欠点は、最悪な操作性であること。起動も遅い。操作は長押しを試しながら覚える。でもわかりにくいので忘れる。ライン録音ではタイミングが図れない。内臓のマイクは口径が小さいゆえ、音割れを生じやすい。旅行のバスのガイドさんのスピーカーの音声で音割れを生じた。Deleteするのがだるい。毎回Track1に戻る。例えばTrack63を消去したらまたTrack1に逆戻り。しかも連続消去設定。中国製はなにか間違えてる。 上級機のVM421Nというモデルは良さげなマイクを搭載している。でもこの使用感を体感すると突撃はできない。デザインはかっこいいんだけどなぁ。思い切ってRolandのR-09にするか、信頼の大手電気メーカー製にするか。

このデザインがなんか良くて、ブラックに乗り換えてしまいました。 あまり使いはしなかったけれど、想い出のモデルです。 今はTASCAM DR-1を使っています。DR-1もSONYとかOLYMPUSに比べたら操作性が×だけど、VASOから乗り換えると、使えるか、使えないかの違いになるので比較になりません。

VASO MR54F
録音ファイル
カルルシュテイン城