バンコクへ戻ってきてしまいました


バンコクへ到着
パラボラバーン駅内
初めの日に出た以来のバンコク。冷房車はアホかというぐらいに寒かった。掛け布団を配るほどエアコンがガンガンに効いてる。もっとエコを意識してほしい。



夜明けのパラボラバーン駅内
この最後の一日は相当密度の濃い一日になった。以下は一日の間の出来事。
中華風の観音寺
最後の一日にトラブルがあってもいけないし、ほとんど寝てないから寝たいけどバンコクを回らずじまいではいけないから朝食食って出かける。
天華醤院
Clickで中に入れる




結構高級なところに泊まってしまった。熱田神宮の鈴が想い出になった。リュックにかけておいて、いつも鳴っていたのだった。

ホテルからの眺め
やっぱ都会だから退廃的だと思った。




天井広々の空間でこれは現代的に綺麗だった。





バンコクの町は密度が高い。建物が密集してる。この後TukTukに乗って王宮方面へ向かう。まったく未知の街並みだった。地図のように一筋縄にはいかない。TukTukが走れば走るほど、歩いて戻ってこれるだろうかと心配になっていた。
ワット・プラケオ 入り口にて
ワット・プラケオ ルーシィ
ワット・プラケオの入り口。ここでは軍隊が訓練していた。王宮に入るには服装検査がある。入場料は250Bだったかな。約750円。高かった。




入ると真正面にルーシィがお出迎え。霊験あらたかな薬物を調合するとされている仙人の像であります。
ワポー
ラタナーコーシンのラタナーはラタナーズキッチンのラタナーかな
漆喰製の魔除けの鬼。『ラーマキエン』に登場する。毘沙門天の配下にあり、性格は凶悪で残忍。人肉を好んで食うとされている。by 『地球の歩き方』
名前はワポーというらしい。(合ってるかな?)








本堂の裏。烏やらなにやらがたくさん飛んでいる。
本堂には謎多き本尊のエメラルド仏がいる。48.3cmのヒスイ製でラタナーコーシンという。この本尊は以前はヴィエンチャンのワットプラケオの本尊だったもので、ラオス侵攻の際の戦利品でこちらに来たらしい。そのままタイ国家の本尊となっている。なんという国だ。
仏舎利塔[プラ・シー・ラタナー・チェディ]
仏舎利塔[プラ・シー・ラタナー・チェディ]








精巧に再現されたミニチュアのアンコール・ワット。愛地球博のカンボジア館でも観たけれど、それよりサイズが大きい。
アンコールワットもいつか行きたい。「アンコールワットみちゃったらアユタヤとかスコータイとかアユタヤなんておもちゃだよね」 とウドンタニで出会った人が爽やかに言ってた。ただし死ぬほど暑いらしい。あとベトナムのメコン川の最下流も楽しいらしい。
ワットプラケオ
いたるところに豪勢な塔が建っている。



この門番は人なのか、獣なのか。すごいゴールド。

ワットプラケオの鐘
プラ・スワンナ・チェディを支える悪魔と猿神。monkeyとdaemonにsupprted。


メルヘンな鐘もある。
ワットプラケオ
王宮には微動だにしない衛兵と象の像がいて入り口を守っている。このワットプラケオはうちの天皇陛下とも親交が深く、たまにテレビでも見る。



ラオスと同様、ここでも門番に変な動物がいる。何故か後ろを向いている。
ここのココナッツジュースはいまいちだった。田舎のがおいしいのかな。
ココナッツジュースを飲んだあと博物館にも入り、けっこうアンティックなLotusの彫刻とかあって楽しめた。king narai、pra syamadevadhiraj、siam、guan im、brahma(ブラフマー。brahmsはブラームス)、phra visanukrum、god vedasuwon(犬のやつ)、suphannamatcha、wimala、kraitong、chao ngoh、rajana、manora、chaw fa、ban thalaeng、hang hongse、deities(神々)、lotus(img)。メモしてきた神々の御名。ラーマキエンに登場すると思われる。











その後街中へ。


ワット・マハタート



ワット・マハタート。やはりここでも柱にもたれている子供のサンガ。なんか異国の美しさだなぁ。
カメラのレンズのディストーション。
ワット・ポー
奥行きが深いように見える。フランチェスコ・ボロミーニが1635年にローマに建築したヴィラ・スパタ宮殿は、奥へ向かうほど囲いが狭くなる。それにより実際よりも柱廊が長く見えるらしい。日本の新井旅館も。この寺院はどうだったか知らないけど。




ワット・ポー に入ると、ルーシィみたいのがたくさんいた。ワット・ポーはタイ式マッサージの総本山であり、タイ式マッサージ店の方もここで免許を取得をされてた。

礼拝堂の中に安置されている大涅槃仏。その足の裏にはバラモン教における宇宙觀が108面の細工画によって表現されている。



結構緻密で美しい。

一周してきて二回もやってしまった。
もう一方には頭がある。




硬貨を購入して、ひとつひとつに入れていく。チリーンチリーンとよい音が響く。
涅槃像
全長46m





その後波止場に来る。波止場にきてよかった。値段が安い。これはバナナの焼いたやつ。バナナ焼くと、少し芋の味がした。
異国の地の波止場はすごい郷愁があった。
ワットアルンに向かう。


ワットアルンの入り口
ワットアルン
ワットアルン
門をくぐるとなにやら雲行きが怪しい





ワットアルンは遠くから見るとなんかグロテスクだけど、細部を見るとこういう絵柄と彫刻がぜんぶにあるのでした。
ワットアルン
ワットアルン
いや、やっぱり怖いです。






WAT MOLILOKAYARAM RATCHAWORAWIHARN
その後雨が降り始め、雨宿りする場所を探す。
このWAT MOLILOKAYARAM RATCHAWORAWIHARNという寺は、地図に乗ってなくて、只今迷子中であります。タイの道は迷宮です。曇っていると太陽の方角がわからずS/Nが狂い始めます。












このWATに乗り込んで雨宿りした。冷静に探せば他に入り口あったのに、柵を越えて入った。中には結構多くの人がいた。雷すごくて不安で聞いたら「15から20分ぐらいだよ」といわれた。けど信用してなかった。帰れるかどうかだけが心配だった。お金尽きてるからタクシーは使えないし。バンコクでは冷静沈着はとうの昔に忘れていた。リュックに取り付けてあった熱田神宮のお守りの鈴もひとつ落ちてた。それが悲しかった。でも二つ目も落ちたから、落ちたひとつが孤独じゃない。帰ってこれたらいい。
おそらくワット・カラヤニミットというWATです。
地面が水面になってます。


あの寺は何気に落ち着いた。ありがとうございました。

裏道をゆく。


絵が書いてある

キリスト教の教会がある。



Riverに出れて少し安心。でも向こうの橋にこの道は通じてなかった。

すごい裏道に迂回する。


こんどはイスラム教のモスクに到着する。

KHAO MOR
祓い給へ清め給へかむながら護り給へ幸へ給へ
KHAO MORという場所









さっきのキリスト教の教会があんな遠くへ。
雨が降ってくれたお陰で、空気がよくなっていた。バンコクは空気さえ悪くなければ面白い街並みだ。スリルがある。最後にエラワン・プームとアマリン・プラザにいき地下鉄、鉄道、空港といこう。最後は目的完遂型になってた。そういえば熱田~宮のお守りの鈴は全部落ちたけど荷物は盗まれてなかった。杞憂が多かった。意外性は経験が深まるほどに少なくなる。
人が多い分は安心だけどまず日本人はいない。
なにか薄汚れたところ。映画『ピーターパン』の世界でもこんなところがあった。ここからは大変で、ホテルの場所がわからない。警備員に駅がどちら方面か聞きながら、歩いた。お金はない、一歩間違えたら日本に帰れない。ちなみに飛行機の出発は明日だと思っていたら、明日の0:10ということだった。危うく帰れないところだった。







見覚えのある空間に至り、安心してパイナップルを買う。大量にある。

今朝チェックインしたホテルは夕方にチェックアウトし、駅まで来た。



このまま空港へ向かえばとりあえずは安心。鉄道のほうが確実。でも時間が微妙に余っているので行ってみたいところへ向かうのであった。

バンコクの地下鉄は新しくてきれい。エアコンがほどよく清々しく、照明は暖色系でやや暗いが落ち着く。BTSも暖色系だった。




乗り換えとか多い。目的地まで近そうで意外と時間がかかる。今日中に空港に行かなければならないので大丈夫か、と思いながらこんな処まで来るのであった。やり残しがあることに神経質になりすぎていたかな。

気が奪われるからかな。ピーが嫌がってるのかな。
乗るのに戸惑った。コインみたいなのが乗車券で、それを改札に通す仕組みだけど、日本より先進的だと困る。なかなか近代化に慣れないお年寄りの身を理解した。




エラワン・プームという有名なピー(精霊)の祠。
実際、あの花の香りに乗って、気持ちのいい気が漂ってる。でも祠の中はもう見せてないらしい。布に覆われてる。
アマリンプラザ
ブラフマー神様
アマリンプラザ。建設費が安いのか、この辺一帯はものすごい豪勢な建物が多い。日本ではあまり見かけない光景が広がる。





アマリンプラザのブラフマー神さま。
Amarin アマリンプラザ
エラワン・プーム
アマリンプラザ。そこのマクドナルノを食べたのだった。やはり日本とは少し味が違う。ファジーな理論を感じる。



まだ人がたくさん盛り上がってるエラワン・プーム
どう乗り継げばいいのか
ギリギリまでバンコクを味わってた。バスに乗り、親切なおばさんのお陰で空港までたどり着けた。ほんと、助かった。次はギリギリにならないようにしよう。








空港の荷物チェック。これでやっと安心できる。空港に来てものすごい安心した。
'安全か危険か' バックパッカーの発言を信じるか地球の歩き方を信じるか。統計的にはどうか。その地の人が欲に負けるもの・価値観はなにか。綿々不安調査が済めば次からは楽しめる。東洋人は営利目的は多けれど、犯罪目的の人は少ないという印象。ラオスにはマリワナの売人がいた。

マンゴーライス。店のお姉ちゃんはマンゴーの切りさばきが巧み。
空港内に入ると一気に現代に戻る。すごい懐かしい。




Mango with sticky rice。マンゴーライス。ここでは120Baht。400円。日本並みの高さ。でもこの味はもう味わえないから買った。あの独特の甘さがたまらない。
友だちは沖縄でインストラクターをやっているが石垣島はドラクエの世界らしい。僕はいつか奈良とかに住んでみたいなぁ。
Taste WASABI, Taste Japan.
飛行機の中で夜が明ける。やっと日本に帰ってきたぁ。チェンマイもラオスも普通に夜道歩けるほど人々は素朴で治安がよいのだけど(犬が危険だが)、外に出ると日本のよさがわかる。日本がいい。スコータイは行かなかった。聞く話では遺跡以外なにもないらしい。だだっぴろい草原に遺跡が浮かぶイメージ。次は寄りたい。 Taste WASABI, Taste Japan.
香辛料の世界地図。
とりあえず日本に入国できたけど、帰ってから下痢が何日も続く場合は病院へ、とのこと。








タイとラオスの旅行記 目次



最後に関係のない一言
世界じゅうのみんなが電気1時間減らせば温暖化はなくなるらしいぞう