OEMを多く手掛けるといううわさのサンヨーは、各メーカーのいいとこどりだ。 AZ1のレンズにはCanonと書いてある。C40zと多分同じレンズだが、オリンパスのほうはオリンパスって書いてある。沈胴型。同じ音をしながら同じスピードで出てくる同じもの。 起動はやたらと遅い。C40zは5秒ぐらいで撮れるのでまだ早い。とにかくAZ1は遅い。 起動後、液晶が真っ白からフェードして画面が映し出されるのは、仕様によるものだろうけどかっこいい。画面は精細。 操作性は×。露出補正までが長すぎ。ダイヤルキーでわざわざ露出補正とかWBとかに合わせて十字キーで設定。ダイヤルキーの認識不安定だし。一枚消去とか非常に手間がかかる。左親指は十字キー、右親指はモードとセットボタンを駆使して操作。ダイヤルキー操作は昔の電話機みたいでいいけどカメラとしてはうっとうしい。 画質は最高峰。安定してる。補色CCDで爽やかな基調。屋内での発色も自然。屋外は写実画というより写真で、現実そのもの。 動画は普通。動画ならMZ1のほうがいいようだ。 メモリいっぱいにマイク録音ができる(どうでもいいけど音質はまぁまぁ。痩せてなくふんわりで、ホールトーンが感じられる傾向。AZ1本体のスピーカーの音がいい。スピーカー発せられる面積が大きいので、ダイナミックレンジに余裕がある感じだ。音量も出る)。 結論:カメラというより家電製品。 |