NECのオーディオシステム「ジャンゴ」のスピーカー
技術は進歩したけどコストはかけられなかった音が溢れる中、このスピーカーはなかなか中身充実してるのを感じさせた。
NECが最もオーディオに力をいれて名機A-10を生み出した頃のSPシステム。モニターには理想的とされる6.5インチ(16cm)のウーハ−とソフトドーム型ツィーターとの組み合わせ。非常にフラットで軽い音。乾いていて軽いコルクの音。
EntrySと比較したらEntrySのほうが遥かに密度感あったけど、DianGoのよいところはこのサイズながらも鳴りっぷりのよいところと、気取っておらずに素直で無臭なところ。あぁ昔ってこんなふいんきが溢れてたよねという郷愁を誘う。高域がサーサーいっていて、スピーカーにもS/Nがあるのかってことを、10年もオーディオやって初めて知った。今の子は当たり前の中を歩いているけどかつてには発展と整備があったんだね。
幅190mm、高さ320mm、奥行260mm(ネット取付時)
ウーハーユニットのエッジはウレタンではないのでタフで劣化なし。
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