thanatos dimage5
ミノルタのメーカー色はハッとする色彩ではないけど、見ていて疲れない。
色トビさえ免れていれば、落ち着いた枯淡な仕上がりになる。
明るい気分の日には 侘しいとすら感じるほどに。
エロスとタナトスで分類するなれば、ディマージュはタナトスである。
光と影が混在したような写真は銀塩でないと色潰れが目立つ。
この写真は調光がうまくゆき、淡い色が再現できて白トビが抑えられたほう。
直射日光がかかると、ダイナミックレンジが弱いからか
さらに色が乗りにくく白トビが目立つ。
タイトで自己主張のないあまり個性のない色合いであったりオート撮影がバカチョンだったりして
個人的にどことなくビクターGCX1の情味を彷彿とさせた。
ミノルタのデジカメもまだまだ発展途上かな。
あと、フォトショッピングしなくてはスライドショーで見るに耐えない。
RAWデータで危篤できる。本格派の人向きかな。
撮影や加工自体に悦びを見出す人のためのカメラである。
コニカミノルタ DiMAGE Z2
なかなかスレンダーな一眼です。ハンドグリップもよろしくて愛が芽生えます。
こちらは注目です。こちらも注目されてます。
色彩はやはり、タナトスで、内向き加減です。