Kodak DX7590

Kodak DX 7590



 DX7590は6月に4万で買おうとしていた。でも我慢した。なんかすぐ値崩れしそうだったから。我慢してよかった。10月、タイムセールで2万で売られていたらしい。それでもほとんど手付かず状態で外人が3〜4台まとめて手にしたときからやっと捌けていったとのこと。結局その日は半分は売れ残っていたらしい。認知度が低いんだろうか。コダックって。
 この7590は操作性良好。海外モデルは細かなところで信頼性薄いのだけど特に問題なかった。十字キーがレバーだけど認識性よく扱いやすい。動作も緻密に計算されている。動作音も良い。操作音もクラシックとかジャズとかSFとかあってかわいらしい。遊び心をくすぐる。アナログ的な感覚もよい。モードダイヤルのかっちりした回り方、画面にポップアップフラッシュの出てくる感じ、厚みのあるレンズカバーを嵌めたときの感触など。ハンドグリップはDiMAGE Z5のように手に完璧にはしっくりとはこないけどゴム系素材で肌触りがいい。ブラックボディはプラスチッキーだけど好きな感じ。傷がついて塗装が剥げていくものではなく、材質から黒。クールピクス4300を思い出させる。
 色再現はコダックマジック。というかなんか濃ゆい。たまにテレビのローカル番組で流れるアメリカのショッピング番組みたいな、ノリに乗っている色再現だ。原色に気をとられやすく、淡色は相対的に負けている。さすがにコダックブルーは綺麗だが、あっさりした色調の方面には品がない。発色は独特で、やや色ノイズある。WBなどの難しいシーンでは色バケが目立つ。実務的な用途でなく、写真楽しみたいときのおもちゃ。
 細かな点・・・フォーカスは思ったところに合ってないときがある。照明が暗いと画像も暗くなっているのが良い。



DX7590 裏

液晶には"2.2in./5.6cm HI-RES DISPLAY"というシール貼ってあるけど綺麗ではない。




Click


 tukipie feel DigitalCamera