au design project W11K



au design project



http://www.au.kddi.com/au_design_project/seihin/w11k/
「手はいつも携帯電話を無意識に探っている。ポケットの中で、膝の上で、会議中の手帳の上で、振動や光り、音や音楽で繋がりを感じているだけではない。つるつるした表面のかたちを親指で拭うように、繋がりを手がかたちとして認識している。丸みを帯びたかたちを面取りしたような、表面は指に記憶される鈍角で交わる多面で構成されている。
それはまるでじゃがいもの皮を剥いたあとの水の中で感じるつるっとした心地よさに似ているかもしれない。これは角ばった携帯電話ではない。丸いかたちを多面にそぎ落としたかたち。W11K、ブロードバンドケータイCDMA 1X WINで繋がるあらゆる世界を手の表面が感じている。その手の記憶は繋がりと一緒にずっと忘れない。」
「電子機器=シルバーメタリックというお決まりの約束をいったい誰が決めたのだろう。携帯電話が身にもっとも近い精密機械としてウオッチと同等にファッションとしての姿をまとってもおかしくない。鏡のような塗装面はかつてピアノや漆器にしか許されなかった。輝きとビビッドな色の組み合わせは、金属になりえなかったシルバーメタリックの嘘っぽい輝きとはおよびもつかないほど深く、魅惑的である。多面のかたちによって移ろう輝きの変化は次世代の新しいコミュニケーションツールとしてのかたちへの期待をはるかに超えている。」

正直いって、この文章うっとうしい。僕は単純でめんどくさい人間なので、そのアピールに負けて「さぞかし力のはいったモデルだろう。これならいっか、なんたってau design projectだし、」と即決してしまった。むしろこれを買って、携帯使わなくなった。










G'z Oneブラックマークと。
W11Kはレスポンスうっとうしいぐらいに鈍いし、文字入力する気になれなかった。CMOSの画質がいかにも捏造の彩色、記録も遅いし。サブディスプレイのカラー液晶はすごく見え方がやだった。白身がかってる。すぐカラー液晶表示は消えて、細かな時計表示になる。認識性低くて時間の確認に使えない。デザインも、形はいいけど極彩色としてのレッド。見ていてうっとうしくなる。G'z Oneのレッドゾーンのほうがはるかに深い色を放っている。







画面のデザインは、どちらも甲乙つけがたい。W11Kは操作画面は微妙だけど、着信ムービーとかがすごくよかった。あれは得がたい魅力だったなぁ。着信音も使えるやつ多かった。


[撮影画像]


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