Fuji FinePix F601
と思って、当時は一週間ぐらいでうっぱらってしまったのであった。 しかしカメラのキタムラの中古で見つけて再度手にした。 これはなかなかいける。 マニュアルは、あぁそうだったな、マクロとかホワイトバランスとか相当面倒だったな、ってことを思い出したけど(しかも親切にも設定保持されるから元に戻すのも大変)、今にはない美点も多々あった。 サイズは今思うと大きいけど、素直なステンレスフォルムがいい。しかも女の人や男の子向けのかわいいデザイン。操作画面といい。あんなマッキントシュファンを喜ばすようなかわいい操作画面はほかにない。今後も生まれないかもしれない。というのもヘヴィーユーザーである自分は相当うっとうしく思ったから。早く設定させろと。これはデジカメ過渡期の貴重な財産かもしれない。 ムービー撮影がすごい。こんなきれいなムービーは今だにデジカメでは見たことない。たぶんサンヨーのMZ1以上。しかも本質的にレスポンスがいいのがフジで、記録が早い。再生もすぐ。待つことがないのでそれを当たり前のように思っていた。至近距離で撮影できないのが残念だった。 フジフイルムでは珍しくマイク録音が可能。スマメ一杯録音できる。これも貴重だ。VGA動画が記録できるF601は大きなメモリーを搭載してるんだろう。 これからはコストダウンの一方になるのでこんなすごいモデルは保管するべきだと思った。 |