FUJI Finepix 6800z


2世代ハニカムCCD搭載モデル。
FUJIFILMは色の濃いものはさほど鮮やかにはならないけれど、
色の薄いものはよく色ノリするところがよい。



FUJIFILM FP-6800zoom



画像よりもまずスタイルに見とれた。付き合いたい。
操作画面のバックライトの色も鮮やかになった。
ボタンの押し心地がいいし形もいい。
ポップアップ式のフラッシュは便利、ふいに発光してしまう心配がない。
このカメラはずっとオート撮影でよい。
露出補正やフラッシュの調光が完璧で一ヶ月使ったら気にすることを忘れるようになった。
ホワイトバランスは電球のもとではマニュアルで設定すると
色温度が侘しくなるからむしろオートのほうが好感触。
すべて任せっきり。撮影技術いらない。
30秒操作しなかったら液晶がスタンバイ状態になる。
そのときに操作画面に文字が流れてかっこいい。
ボタンを押せばすぐに撮影できる。 操作感がきもちいい。
色合いがすばらしい。
薄い色までちゃんと色ノリしているから肌色などがきれい。
濃い色も濃すぎない。
ダイナミックレンジが広い設計だから暗い場所だとノイズも乗る。
そのノイズをはにかむノイズだとか言い放つアホをよく見かけるけど
集光面積の広いハニカムCCDでノイズが増えるってどういうことだよ
ってちょっとウイルスを送りたくなる今日この夕暮れ。
カシオの色合いはキモかったけれど、フジはなにを撮っても美しくてこまっちゃう。
きもちのいい健康的な画質。
のっぺりした色合いだった4700zの頃より淡色の美しさが出てきて深みがある。すごくいい。
撮影時に液晶に画素とクオリティーなどの情報が絶妙な色合いで表示される。
音声記録もできる。撮影後にOKボタンで録音がはじまる。
至れり尽せり。サイズと機能と画質と使い勝手のよさが一台で満たせるデジカメ。
思いつく不満といえば4500ほどコンパクトでスピーディーじゃなくて
600万画素の最高画質で撮影したあとすぐにカメラをしまいたいときに
スマメへの記録に時間かかりすぎててぜんぜんOFFにならずにむかついて仕方ないことくらい。



6800Zと光
工業芸術品


6800Zの操作画面
ちりも入り込まないようになったし。


6800のディテール
各部のディテールも洗練された。






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